【活動報告】東武・野岩・会津鉄道遠征 鬼怒川・会津の旅

メインPCが故障したため、原稿は完成していましたが、投稿するのに3か月近く経ってしまいまいた。相変わらずの更新頻度ですが、私は元気です。
さて、今回は4泊5日で東北、会津の地へと足を運んできたのでここに記しておきます。

今回の主目的は
・AIZUマウントエクスプレスの車内放送
・上三依塩原温泉口駅 接近メロディ
・会津高原尾瀬口駅 接近メロディ
以上の3点です。

ここでAIZUマウントエクスプレスの運行形態について解説しておきます。
2021年改正時点では、以下の2往復が運転されています。
・会津若松発  鬼怒川温泉ゆき
・鬼怒川温泉発 会津若松ゆき
・会津若松発  東武日光ゆき
・東武日光発  会津若松ゆき

会津若松~東武日光で見てみると、
・会津若松~西若松    JR只見線
・西若松~会津高原尾瀬口 会津鉄道会津線
・会津高原尾瀬口~新藤原 野岩鉄道会津鬼怒川線
・新藤原~下今市     東武鉄道鬼怒川線
・下今市~東武日光    東武鉄道日光線

距離にして114kmと それほど長距離を走行するわけではありませんが、ご覧の通り4社5路線に渡る直通運転を行っている面白い列車なのです。
なによりマニア心くすぐられるのが、この列車 ツーマン運転でありながら全区間に車内自動放送が存在するのです。
さらにさらに、特定日には1往復がJR磐越西線へ直通し、喜多方まで運転され、「喜多方発 東武日光ゆき」という4社6路線直通なる列車と化するのです。自動放送も喜多方延長に対応しているとの情報を聞き、「こりゃ収録するしかねえわ」と思い立ち、「ついでに上三依塩原温泉口や会津高原尾瀬口の接近警告音も録音しちゃえ」ということで計画を立てはじめたわけです。

東武鉄道公式サイトを見ていると、
・浅草~下今市 往復
・東武鉄道 東武日光~下今市~新藤原
・野岩鉄道・会津鉄道全線
・JR東日本 西若松~会津若松~喜多方
で4日間使える「ゆったり会津東武フリーパス」なるものがありました
この乗車券のフリー区間がAIZUマウントエクスプレスの運行区間とドンピシャ。
まるで完乗するために用意されたかのような便利なものを見つけ、構想を練っていました。

遠征といえば、昨年度の四国遠征が記憶に新しいですが、社会人になってからはまとまった休みが取れず、特に4日間も連続で出かけることは難しく、あまり長期間に渡る遠征は避けていました。
しかし、そうも言っていられない事態が発生しました。

野岩鉄道・会津鉄道 2022年ダイヤ改正
ここでは特に大きな変化となる野岩鉄道を取り上げますが、現在全線を17往復の列車が運転されているところ、改正後は10往復と約4割の減便がされ、基本的に会津高原尾瀬口で系統分断もされるようです。具体的には6050系の会津鉄道乗り入れが廃止され、リバティとAIZUマウントエクスプレスの直通のみとなります。
そのAIZUマウントエクスプレスも東武日光発着の1往復が廃止され、鬼怒川温泉以東の運転のみとなります。
「4社6路線直通」の列車が消滅する前になんとか記録しておきたいという点、また 1日10往復では駅のメロディを録音するにも行動しづらいため、収録するなら今のうち ということで急遽この時期に決行するに至りました。

最終的には休暇を取り4泊5日の行程で動く計画となりました。
退勤後、新幹線に飛び乗り東京までひとっ飛び。おかげで15時前には東京に到着しました。

京王新宿駅の駅自動放送
・・・を収録しようと思っていたのですが、困ったことに目をつけていた低い位置のスピーカーが撤去されていました。残ったのはホーム端の危険な位置にあるスピーカーのみ。「こりゃねえや」ってことで放送収録は断念。残念。無念。
今回は割とガッツリ腰を据えて収録しようと考えていたので三脚に一脚ポール4本も持ってきていましたが全く無意味に。ただでさえ余裕のないバッグの容量を圧迫することと、何より重量が大きくなりすぎて普通にキツかったです。
(後に3番線のみトイレの中にスピーカーがあることに気づいたため、ダイヤ改正で廃止される準特急の放送を収録しました。)

新宿に到着したのが16時だったため、翌朝まで時間が余ってしまいました。
そこでプラン2として都営地下鉄の車内放送を録音しました。
人生で初めてPASUMOを発行し、都営地下鉄の1dayパスを載せてみました。
大江戸線を除く全ての路線が他私鉄と直通しているため全線完乗するなら大江戸線にしよう。ということで大江戸線を全線往復してきました。
これがびっくり。片道90分で往復約3時間。全く知らずに乗ったんですが、大江戸線って路線距離が40kmを超える日本最長の地下鉄路線だったんですね。初めて知りました(笑)。

上三依塩原温泉口・会津高原尾瀬口の接近メロディ
今回のもうひとつの目玉である、上三依塩原温泉口駅と会津高原尾瀬口駅の接近メロディを収録してきました。両駅には、かつての北陸本線を彷彿とさせる音源の接近メロディの流れる表示機が設置されており、全国的に見てもかなり貴重な存在といえます。
出発前日に気づいたのですが、上三依塩原温泉口の表示機は気温が低いと鳴らなくなることがあるそうです。当日はちゃんと鳴ってくれてよかったです。装置自体がかなり古いため、いつ故障・撤去されるかわからないため、記録はお早めに。
会津高原尾瀬口の方は初見にはキツい要素が揃っていました。まず、装置下部にスピーカーが2つあり、両方鳴るのか、方面別で別れているのか、片方のみ鳴るのか、わからない状況でした。また、会津田島方面のメロディは鳴り出すのが遅いためギリギリ2コーラスに届かず、失敗することを想定すると2時間滞在することを余儀なくされていました。
当日は気温が-5℃になっており、関西在住の身からすると想像以上にキツかったです。

総括
予定外の計画変更もありましたが、何とか目玉を回収できたのはよかったです。
6050系電車に揺られて走行音を楽しんだり、関東の音鉄の方とおしゃべりをしたり・・・。
なんやかんやで普通に旅行気分でした。

ただ、冬の会津地方の気温の低さについては、私、完全にナメてかかって失敗しました。
荷物の軽量化のため、上3枚しか着ていなかったので正直死にかけました。
なにより、あんな量の降雪を見るのは初めてだったのでびっくりしました。

今回の収穫
のぞみ354号 新大阪→東京
準特急の駅放送数点 @京王新宿
都営地下鉄大江戸線 都庁前ー光が丘 往復
特急リバティ会津101号 浅草→会津田島
快速リレー101号 会津田島→会津若松
普通リレー132号 会津若松→会津田島
普通会津田島→東武日光
快速AIZUマウントエクスプレス3号 東武日光→会津若松
快速AIZUマウントエクスプレス2号 会津若松→鬼怒川温泉
快速AIZUマウントエクスプレス1号 鬼怒川温泉→喜多方
快速AIZUマウントエクスプレス4号 喜多方→東武日光
・上三依塩原温泉口 接近メロディ
普通会津田島→会津高原尾瀬口
普通会津高原尾瀬口→会津田島
普通会津高原尾瀬口→会津若松
快速リレー123号 会津若松→会津田島
区間快速会津田島→新藤原
・会津高原尾瀬口 接近メロディ
特急リバティ会津 140号 会津田島→浅草

以上、関東・会津遠征旅についてでした。

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