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2020年を趣味の視点から振り返る

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2020年といえば、コロナウイルスで社会情勢が大きく動いた年であったのではないでしょうか。当記事はそんな2020年を私の趣味の視点から振り返るものです。 電車の中で迎えた2020年 2019年12月31日から2020年1月1日にかけて実行した、おおさか東線全線開業後の関西最長大回り乗車。751.3kmの道のりを約24時間かけて回り、私は阪和線内で新年を迎えました。2020年から2021年にかけての終夜運転や終電延長は行われなかったので、このルートが最長となる大回り乗車は実質的に実行することが不可能となってしまったようです。 神戸市営地下鉄の駅放送が更新される 2020年1月15日より、神戸市営地下鉄・西神山手線の駅放送が更新され、メロディや放送される文面、音声パーツを一斉に変更される、いわゆる「白紙更新」が行われました。今まで旧放送は他にも収録されている方がおられ、それほど興味があったわけではないので記録程度にしか収録しておらず、これを機に収録してみてもいいか、と思い出向いたのが運のつきで、西神・山手線の沼にどっぷりハマってしまいました。 能勢電鉄には終電専用の駅放送がある これは2020年1月、阪急川西能勢口駅の駅放送、普通・池田ゆきの最終電車を収録していて気付いたことなのですが、実は終電専用の駅放送があるんです。当日は全く想定しておらず、数か月後にもう一度出向くことになりました。そして、これまた終電専用放送の沼にハマってしまい、同年10月までに全パターン収録することとなりました。 関東遠征 かねてより関東には訪れてみたい駅がいくつもあり、余った青春18きっぷを使用して在来線のみで関西ー関東を往復しました。その中で、大井川鐡道に乗車し、羽沢横浜国大駅・成田湯川駅・東成田駅を訪れ、合間合間に車内放送を収録しつつ、帰宅しました。 阪和線・きのくに線の113系・105系に乗車 2019年9月をもって和歌山線・万葉まほろば線から撤退した105系4扉車。しかし、3扉車が活躍するきのくに線では予備車がないため、現在でも代走運転に入ることがしばしばありました。そこで、 2020年3月14日ダイヤ改正できのくに線から113系が撤退すること、そして2021年ダイヤ改正で4扉車を含む105系が撤退することが決まっていたため、この機会に最後の乗車を、と青春18きっぷを使って新宮まで向か

【活動報告】京都丹後鉄道 もうひとつの京都周遊パス 海の京都エリア 1日・2日乗車券の旅

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 新型コロナウィルスによる利用客の減少から、利用促進策として、京都丹後鉄道では、期間限定で「もうひとつの京都周遊パス 海の京都エリア」を発売しました。この乗車券を2度に分けて1日・2日版両方を利用しましたので、ここに記します。 目的は普通列車のワンマン車内放送の収録の1点のみです。旅行というより、完全に趣味に振った旅ですが、かなり前より行いたかった所業ですのでこの機会にと実行に踏み切った次第です。 今回2度の旅で収録したものは次の通りです。 福知山線 普通 篠山口ー福知山 宮福線 普通 福知山ー宮津 快速大江山2号 宮津ー福知山 快速大江山4号 宮津ー福知山(走行音のみ) 快速大江山7号 福知山ー宮津 快速大江山8号 宮津ー福知山 快速大江山9号 福知山ー宮津 快速丹後あおまつ2号 西舞鶴ー福知山 快速丹後あおまつ3号 福知山ー天橋立 快速丹後あおまつ4号 天橋立ー福知山 宮津線 普通 西舞鶴ー網野(始発放送のみ) 普通 西舞鶴ー豊岡 普通 豊岡ー西舞鶴 快速 豊岡ー久美浜ー福知山(久美浜から特急) 京都丹後鉄道では、宮福線で快速列車が運転されています。観光列車のあおまつ車両を用いて運行される「丹後あおまつ」と、福知山ー宮津のみで運行される「大江山」のふたつに分類されます。特に、大江山に関しては、号数によって停車駅が異なり、例えば大江以南は各駅に停まったり、大江高校前に停まる便が1日1本あったりとかなりの差があります。いずれの快速列車もワンマン列車のため、自動放送が備えられています。その列車でしか聞くことのできない放送パーツがあったりするため、何度も同じ区間を往復しました。 快速大江山の中で特に異彩を放つ存在が、1号と4号です。ともに1日1本のみの大江高校前に停車する便です。通常、1号はKTR8000形こと、「丹後の海車両」で、4号はJRの113系による、唯一電車での運転となっています。 1号に関しては今回の旅で乗車しませんでしたが、約1年前の丹鉄遠征の際に乗車したことがあります。JRの113系による宮福線内の運転は、1日2往復、毎日運行されています。そのうち普通列車が1.5往復、残りの片道1本が本快速列車です。他社線内を定期で走る国鉄型電車、なかなか魅力を感じますよね。 幻(?)の乗務員確認用放送 京都丹後鉄道のワンマン放送には、運賃表セットのための乗務員確認用放

阪急神戸高速線 花隈駅の自動放送が更新

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かつて神戸高速鉄道東西線では、第二種鉄道事業者の阪急・阪神とは異なる独自の放送設備が備えられ、2016年には花隈駅を残し、すべて阪神仕様のものへ変わりました。それからも長らく独自の放送を守り続けていた花隈駅ですが、2020年12月、大きな転機を迎えます。 2020年3月、阪急線内の駅名変更に対応し、放送更新が行われた際、メロディ追加以外は従来通りの放送が使用されていましたが、あれからわずか9か月で再度放送が更新されました。しかも、それは阪急の仕様かつ声優さんが担当されているものでした。今回は、更新直後に電撃取材してまいりましたのでここに記します。 案内文の変化 神戸高速線内では、従来より、阪神・阪急どちらの駅なのか、区別するために、駅名の前に社名を冠する駅が存在します。案内文はおおむね旧放送を踏襲しているようですが、こちらの駅名に関しても変更点があるようです。 旧放送時代 →新放送 阪急神戸三宮 阪急六甲  →六甲 阪急西宮北口→西宮北口 阪急大阪梅田 ご覧の通り、神戸三宮・大阪梅田を除き、阪急を冠することのないように変化しています。 接続案内 旧放送時代、神戸・姫路方面では、以下の6種の接続案内があり、列車によって区別されていました。 山陽方面は高速神戸で乗り換え 山陽方面は新開地で乗り換え 高速神戸で直通特急に接続 新開地で直通特急に接続 高速神戸でS特急に接続 新開地でS特急に接続 新放送では、以下のような案内になります。 高速神戸ゆきの場合 山陽電鉄方面は、高速神戸でお乗り換えください。 新開地ゆきの場合 山陽電鉄方面は、高速神戸、または新開地でお乗り換えください。神戸電鉄方面は、新開地でお乗り換えください。 注目すべき点は、接続案内が全て省略されているところ。直通特急に接続する場合、S特急に接続する場合、接続がない場合、いずれの場合でも行先で放送文が決定しています。 逆に追加された接続案内 深夜に運転される、西宮北口ゆきの快速急行は、終点の西宮北口で大阪梅田ゆきの最終に接続するのですが、旧放送時代はなかった接続案内が追加されていました。簡略化されたものもあれば、追加されたものもあるんですね~。 このように、阪急仕様でありながら、幾か所に旧放送時代の名残を残す非常に面白い更新内容となっています。今回はこの中で13の放送を収録してまいりました。